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鍼灸プロローグ > 不妊症 > ホルモンと子宮出血

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ホルモンと子宮出血

ilst-seiri.jpeg排卵誘発中に出血して不安になったことはありませんか?

カラダに何も悪いところがなくても出血することがあるのはご存知ですね。月経がそうです。ホルモン量の変動によって子宮内膜が剥がれて出血します。月経以外にもホルモン量の変動で子宮内膜から出血することはあります。ここでは子宮出血についてお話します。

子宮出血には『消退出血』と呼ばれるものと、『破綻出血』と呼ばれるものがあります。

たくさん分泌されていたホルモンの分泌が急に少なくなったときに起こる子宮出血を『消退出血』と呼びます。月経は『消退出血』のひとつです。卵胞ホルモン(エストロゲン、E2、女性ホルモンとも呼びます)と黄体ホルモン(プロゲステロンとも呼びます)の働きで低温期・高温期と順調に増殖してきた子宮内膜が、高温期の終盤に黄体が萎んでしまって卵胞ホルモンと黄体ホルモンを分泌しなくなることで内膜が栄養されなくなって剥がれて出血するのが月経です。

月経以外でも、排卵期に少量の出血をみることがあります。これも一時的に卵胞ホルモンの量が低下するために起きる『消退出血』と考えられて、おりもの程度の量で2,3日であれば心配ありません。

無排卵月経も『消退出血』です。卵胞は順調に成長して卵胞ホルモンを分泌し子宮内膜も順調に増殖するのですが、排卵の時期を過ぎても何らかの原因で排卵されないで卵胞が萎んでしまうと、卵胞ホルモンが低下して子宮内膜は栄養されなくなって剥がれて出血します。月経はあるのに基礎体温の高温期がないときは無排卵月経ですので治療が必要です。

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何らかの原因で卵胞ホルモンや黄体ホルモンの量が多い状態が続くと子宮内膜は増殖し続けるのですが、やがて子宮内膜内の血管からの栄養が追い付かずに内膜の表側が剥がれて出血します。これを『破綻出血』と呼びます。

クロミッドなどで排卵誘発していてもなかなか卵胞が大きくならなかったときに、子宮内膜ばかり増殖してしまうと『破綻出血』しやすくなります。プレマリンで子宮内膜を厚くしようとする場合も『破綻出血』しやすくなることがあるようです。

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排卵誘発中に出血すると、「投与されている薬が合わなくてカラダにダメージを与えているんじゃないか?排卵誘発しない方がいいんじゃないか?」と不安になってしまいます。でもそんなに心配しないでください。ホルモン量をうまくコントロール出来なかったために月経と似たようなことが起きているのです。女性のカラダはお一人おひとりで違いますから、標準的な排卵誘発法をしてもうまくいかないことはどうしてもあります。その結果を元にお一人おひとりに合うように排卵誘発法を調整してゴールを目指していくのです。気持ちを切り替えてがんばっていきましょう。

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